|---禅の教え

力に満ちて、そこに在る

禅問答を読んでいると、なんでもかんでも言葉にすれば良いというわけでない事を学びます。
不立文字、以心伝心
本当に大切な事は言葉にならない。
言葉から伝わるのではなく、心から心へ伝わる。
これらのエピソードを読んでいると
この言葉を思い出します。
『力に満ちて、そこに在る』
ある会議などで、全く発言をしないが、
何かその場の空気を握っているような存在。
そしてふと発っした一言がその会議の方向性を決める。
私が、大学時代にESSというサークルでディスカッションセクションにいた頃、
まずは発言してなんぼといわれ、その質は問われず、
ディスカッションの三時間半喋らない人を、
地蔵とか、じぞると言っていました。
確かに一年生の間はとにかく発言した方が良い。
しかし、二年生以上になると、発言の質が問われる。
発言の質にもレベルがあって、単に議論の進行役に留まると
交通整理役という評価を受ける。
二年生になれば、その能力は必要。
話のポイントがそれたら、議論を戻し、
結論に近づくようにテーブルを仕切る。
しかし、それだけでは足りない。
三年生に求められる力。
サゼッション
自分の意見を盛り込み、テーブルをまとめて行く発言。
自分の意見がないと、交通整理役という評価を受けるわけだ。
そして、本当にすごいサゼッションは、テーブルの空気を変える。
みんながワクワクし出して、テーブルが熱くなる。
大概そういうサゼッションを出す人は、
冷静にテーブルを見ていて、一見地蔵に見える。
しかし、テーブルの誰もが、その人の存在感を感じている。
力に満ちて、そこに在るのだ。
行動で示す、結果で示す。
説明がどんなにうまくてもそれは初級過程。
その事を思い出す。


2011-01-30 | Posted in |---禅の教えNo Comments » 
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