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修行は悟りを開くためではない。

禅問答入門 (角川選書)/石井 清純

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3年かけて、世界の宗教を勉強しようと思っています。
2011年仏教
2012年キリスト教
2013年イスラム教
もちろん、その年にその勉強しかしないというわけではなく、主軸を決めるという意味です。
仏教の中でもひと際私の心を揺さぶるのは禅宗です。
不立文字、教外別伝、自性清浄、見性成仏、本来面目、以心伝心、対機説法
これらの言葉、
そして、本来無一物、功徳無しと言った、とらわれない、こだわらない、しばられないといった心境で世の中に処し、他人と私を分けずに、和解というスタイルを貫くことを日々のビジネスの場でも実践したいと思っています。
だったら、出家して修行でもしたら?と思われるかもしれませんが、
いやいや、何をおっしゃいます。
ビジネスの場、人と人との心の場こそ最も修行に適した場ではないかと私は考えるのです。
小賢は山陰に遁し、大賢は市井に遁すという言葉もありますね。
決して、僧侶が偉くないと言っているわけではありません。
私は、現実の世界の中で修行がしてみたいと思っているだけです。
「修行」という言葉。
私たち30代前半世代にはたまらない言葉ですよね^^)
修行という言葉をこども達にとって身近にさせたアニメ。
そう、
ドラゴンボールですよ^^)
ドラゴンボールの孫悟空が、厳しい修行を重ねて誰よりも強くなっていく姿に
私たち世代の男達は心震わせていたのではないでしょうか。
だから、「修行」という言葉がとても違和感なく入ってきますね。
ありがたい事です。
と、前置きはこれくらいにして、
紹介した書籍。
『はじめに』を読んだだけでもう満足でした。
私もその一人でしたが、修行は悟りを開くためで、悟りを開けば
何か別の自分に成れて、何かから開放されるのではないかと思っている人は多いのでは?
しかし、本来仏性は私たちの中にあって、修行はその自分の中の本質を見つける為に行うものであり、
悟りを開いたからと言って、別の自分に変われるわけではないとのこと。
そして、修行をし続けるのは、「仏としてある自分を維持するため」であり、「仏としての修行の継続」なのだそうです。
たしかに。
悟りを開いたからと言って、その悟りに安住してしまっては、成長はなくなる。
むしろ退化してしまうのではないかとも思いますね。
我々はなぜ、成長し続けたいと願うのか?
その一つの見方は、自分の中にある本質を磨き続けたい。という根本的な思いがあるのかもしれませんね。
禅問答の世界はとても面白い。
直接的に語らず、あえて気づかせるようにする。
解釈は人それぞれ、同じ問いを立てても、答えも人それぞれ、
しかし、ちゃんと禅の本質の範囲内にある。
まだまだ読み途中ですが、とても興味を惹かれる書籍と出会いました。


2011-01-23 | Posted in |---禅の教えNo Comments » 
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