|-【恋愛論】

愛したことを思い出す?愛されたことを思い出す?

サヨナライツカ
いつも人はサヨナラを用意して生きなければならない
孤独はもっとも裏切ることのない友人の一人だと思うほうがよい
愛に怯える前に、傘を買っておく必要がある
どんなに愛されても幸福を信じてはならない
どんなに愛しても決して愛しすぎてはならない
愛なんか季節のようなもの
ただ巡って人生を彩りあきさせないだけのもの
愛なんて口にした瞬間、消えてしまう氷のカケラ
サヨナライツカ
永遠の幸福なんてないように
永遠の不幸もない
いつかサヨナラがやってきて、いつかコンニチワがやってくる
人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと
愛したことを思い出すヒトにわかれる
私はきっと愛したことを思い出す
   幻冬舎文庫「サヨナライツカ」 辻仁成 より
あなたはどっち?と聞かれた。
どっちもない。
愛し、愛されたことを思い出すよ。と。
人を愛することができるのは、愛された経験を持つからで、
自分のうけたその愛を、他の人に注ぎたいと思うからで、
愛することと愛されることに境界線はないでしょ?
そしたら、その人は、
愛したとか愛されたとか、なんで過去形にするんだろう?
私は、愛しているよと思いながら死にたい。と。
過去形なんかじゃなくて、現在進行形でしょと。
一本取られました^^;
そしてもう一言。
永遠の幸福も、永遠の不幸もない。に関して。
永遠の幸福はある。
永遠は、信じている人にはある。
『永遠』という言葉を『絶対』と捉えてみる。
『絶対』が無いということが、もしも本当ならば、
『絶対が無い』ということもまた、絶対に無い。
つまり、絶対ってあるんだよね。
信じているその人の心のなかに。
ありがとうございました。


2010-12-05 | Posted in |-【恋愛論】No Comments » 
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