|-【読書】

世界を変える「場所的経営」

Wed, Jul 14
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22:30 共同体とすり合わせと場所は、企業が生命を宿したときに三つとも同時にビルドインされるもので、どれが先で、次がどれでというメカニックなものではなく、極めて生命的なものだと言えます。
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Sun, Jul 18

20:14 すり合わせが成立するところが「場」です。市場からの要求はつねに変化し続け、そのつど新しいすり合わせを経て新しいアウトプットをし、企業は生き続けていくことになります。その間、いくつも出てくる場の集積が「場所」となります。

20:15 場所は場の歴史で、明らかにひとつの方向性を持っています。

20:16 日本には歴史をが200年を超える会社が3000社もあるのです。ちなみに100年を超える会社となると、10万社以上になるそうです。

20:18 それだけ歴史のある企業が、あらかじめ経営戦略をきめてそれを実行していなことは確かです。自分たちの共同体の活動を場にあわせていくことさえすれば、自然と場所は成立していくのです。

20:19 自然な経営に対して、人工的な経営もあります。人工的な経営は理論優先のため、場所からはずれて最後は行き詰ってしまうでしょう。

20:21 一方、場を軸とした自然な経営は、市場とのすり合わせによって成立した課題を社内の共同体へ持ち込んで、社内のすり合わせで答えを出します。そうしたプロセスを経るので、おのずと市場と企業の共同体化が進むのです。

20:31 企業が市場という場所の中にどっぷりと入り込んでいきますので、市場の存在する限り、企業は存続することになります。

20:33 共同体とすり合わせと場所は、企業が生命を宿したときに三つとも同時にビルドインされるもので、どれが先で、次がどれでというメカニックなものではなく、極めて生物的なものだと言えます。

20:35 一番大切なことは、企業が生まれたときに宿し、その後の試練を経て強化された企業DNAに沿った組織化かどうかです。ここからはずれてしまうと自然な企業が人工的な企業に変わってしまい、いずれ生命力が絶たれてしまいます。

20:36 組織化というものは論理的にすすめることが多いでしょう。するとどうしても論理優先になりがちです。論理的になればなるほど完成度が高くなると考えがちですが、それは大きな勘違いです。

20:37 実際のところ、個人の感じてることを共同体でない人に言葉で伝えることはほとんど不可能です。

20:38 これは、同じ立場に立っていないからです。

20:42 ところで企業DNAはどこからくるのでしょう。

20:43 企業のDNAといったものはおそらく、企業が存在している、あるいは存続させてもらっていると言ってもいいかもしれませんが、そういう「場所」から受け継いだものだと思うのです。

20:44 場所と企業の関係は、場所と生物の関係に非常に似ていると言えます。

20:45 企業が生まれた場所というのは、エネルギーが一番あるところだと思います。

20:47 企業は場所について行くことが大事です。場所の大きさにこだわってはいけません。大きさにこだわると場所が消えていきます。場所は一本調子で大きくなりません。大きくなったり、小さくなったり、そのつど生き物はそれに合わせて生きています。順応し、逆らわないのが存続の条件です。

20:51 企業競争に勝つ、売上を伸ばす、利益を上げるといった事を目的とせず、ただただ、生き残ることを考えてきたのです。

20:56 20世紀は、企業の成長に限界がないと考えて活動していた時代です。しかし、21世紀に入り、実は企業活動にはさまざまな制約があり、永遠に成長し続けることが確実ではなくなってきたと、みんなが感じ始めました。

20:57 20世紀のハイテクを振り返ってみますと、もちろんイノベーティブなものもありますが、大半は、「品質」「価格」「納期」を改善するためのテクノロジーだったと思います。

20:59 それに対して21世紀のハイテクはコンセプトや機能がまったく違うものになる気がするのです。言うならば、市場の奥底にある潜在ニーズに気づき、現在の技術分野を超えた技術の組み合わせによって、まだ誰も見たことのない製品をつくるというのが、21世紀のハイテクだと思うのです。

21:01 21世紀のハイテクで一番大事なのは、コンセプトや気づきです。30代、40代からはでてきません。高齢になっても働ける機会の多い日本は、やはり有利だと思うのです。

21:04 企業化計画①市場の変化、環境の変化②固有の立場③なっていたいイメージ④イメージを達成する方向性⑤取り組むべき重要課題⑥実行計画

21:06 とくに、ものごとを上から見る(=場所的に見る)のが大切で、自分中心に見るのではなく、自分の外、高いところから自分を見つめ、自分たちが生かされている場所を捉えます。

21:07 理想を見ながら現実を語り、現実を見ながら理想を語るのです。

21:09 21世紀はどれだけ感覚知を伝え合うことができるかで勝負が決まるのです。

21:21 わくわくする感情を抱かせる企業化計画は、とても物語性のある計画です。

21:22 場所性を持っていないと物語性は出てきません。

21:25 生物的世界観とは、「自己中心的に周りをコントロールする世界観を否定し、自分たちの生かされている場所の中に身を委ね、場所の変化とともに自然体で進化する経営を追求する」ということです。
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2010-07-25 | Posted in |-【読書】No Comments » 
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