|-【仕事論】

プロフェッショナルと言われる人のたった一つの条件~序論~

世の中に、様々なプロフェッショナル論が伝えられています。

それらの、プロフェッショナル論を見つめる時、

そこに、一つの原点があるような気がしました。

率直に、結論を言いましょう。

「無境界な人」

このことが、プロフェッショナルと言われる人のたった一つの

条件です。

では、無境界とはどういう事か。

読んで字のごとく、

自分と他に境界が無いと言うこと。

では、なぜ無境界というところから出発することで、

どうしてプロフェッショナルへと進むことができるのか。

無境界だから、目の前のことに没頭するほど好きになることができる。
無境界だから、相手の喜びや悲しみを共有できる。
無境界だから、自分から変わり続けるしなやかさがある。
無境界だから、矛盾を把持し続ける魂の強さがある。
無境界だから、すべてを引き受ける、受け止める器がある。
無境界だから、自己限定をせず常に成長し続けていくことができる。
無境界だから、志を次世代へ繋いでい行く覚悟がある。

すべての出発点は、無境界であるがゆえ。

なるほど、無境界である事が、プロフェッショナルへ向かう一つの道なのか。

そう理解できるとまた一つの問が生まれる。

無境界な人間になるためには、どうすればいいのか?

無境界になるために、自分を滅せよ、

無境界になるために、自己否定せよ、

無境界になるために、自分の欲を圧せよ、

このような方法論が聞こえてくる。

しかし、そうではない。

実は、無境界になるために、境界を引き続ける事が

無境界へ向かうための方法であるという逆説が生じてしまうのです。

徹底的な、自己分析、

徹底的な、自己反省、

徹底的な、自己理解

己を知り、彼を知れば、百戦して危うからず。

とは、孫子の兵法の有名な言葉です。

まさに、自分を徹底的に知ること、

その事で、

自分には抑圧することのできないエゴがあるのだ

自分一人ではなにもできない、無力な人間なのだ

自分は生きているのではない、生かされているのだ

ということが見えてくる。

徹底的に、自分と他とを切り分けて考えて、考えぬくことで、

逆に自分とは本来、世の中の一部であるということに気づくのです。

あなたは世界であり、世界はあなたである。

クリシュナムルティは、そう言いました。


自分を知れば知るほど、自分は独立した一つの存在でありながら、

また、世界の一部であるということに気づく。


その時、覚悟が定まる。



この、与えられた命、


どう使うか。



そこから、プロフェッショナルへの道が始まるのです。


その事を、これから詳しく語っていきましょう。




2010-07-05 | Posted in |-【仕事論】No Comments » 
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