|-【語録】
自立と孤立
『自立』は、『依存』の上に成り立つ。
ある期間は徹底的に依存するからこそ、自立の芽が出る。
依存の経験なく、依存してはならないと思い、
自立しようと頑張る時、それは『自立』ではなく『孤立』となる。
一方の極に触れると、反対の極へ突き抜けていくと言うが、まさにこのことにも当てはまるのか。
自立するために依存が必要。
人生の逆説をまたここに見る。
かと言って依存しすぎて溺れてもいけない。
何事にも絶妙なバランス感覚が必要ですね。
親子関係の場合、親が子供から離れられない事のほうが大きいらしい。
子供は、甘えたら勝手に離れていくらしい。
確かにそうかもしれない。
依存するからこそ、自分はいろいろな人の支えによって生きてきたんだ
ということに気づき、自立しようと考えるようになる。
外国は、自立しているからこそ家族間の関係が逆に深いらしい。
離れて暮らしても定期的に電話をしたり、プレゼントを贈ったり。
確かに、日本のほうがこういった時希薄になる気がしますね。
依存することはいけない事ではない。ただ、溺れてしまってはだめ。
自立は、依存の上に成り立つ。
依存なく、自立しようとすると孤立してしまう。
救われる言葉です。
2010-02-22 | Posted in |-【語録】 | No Comments »
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