|-【読書】

蛇と十字架

蛇と十字架/安田 喜憲
¥2,625
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東西の宗教観を勉強する上で、とても参考になる一冊。

私たち日本人は、多神教国家。草木にも神が宿ると信じている民族。自然と共生していく私たちにとっては、蛇が神聖なるものの代表であった。

蛇の外見が、男根に似ており、生命力エネルギーの源とみなされた。

脱皮をすることから、生命の再生、更新の象徴とみなされた、

猛毒で一撃のもと相手を倒すことから、人間の力を超えた恐ろしい力を持つ存在

として、崇められた。

一神教国家は、砂漠の宗教。

森がないため、人々は天を仰ぐ。

砂漠の中のオアシスに導いてくれる天上の神を崇める。

その代表が、十字架に象徴されるキリストだというわけだ。

風土から、その土地の宗教が生まれてくるというのは、とても興味深い。

こういった前提をもとに、歴史や、現在の資本主義社会を

見つめていく必要があるのかもしれない。


2009-11-07 | Posted in |-【読書】No Comments » 
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