|-【仕事論】

一極へのこだわり  ⇒  二極間のバランス

マネジメントの本質は、矛盾との対峙である。

確かに、そうだ。

スピードと丁寧さ

仕事と家庭

短期利益と長期利益

論理と直感

時流と原理原則

二律背反を成立させる。

これが仕事の本質といえるのかもしれない。

ある選択には、必ず相対する極を持つのではないかと思う。

極を持つ、比較することができるという事の本質は何か?

それは、共通点と相違点があるという事。

だから、比べる事が出来て、どちらにするかと選択することができる。

共通点がないと、比べる事は出来ない。

1cmと1gは比べられない。それは、単位が共通でないからである。

そして、どうも私たちは一極にこだわってしまいがちになる。

もしくは、二極の選択を安易に「割り切り」の心で選択してしまう。

この選択で仕方ない。

今は、これでいい。

この選択をしている時に、割り切ってはいないだろうか?

マネジメントとは、この両極をバランスさせるバランスポイントを見つけて、

そのポイントを保つように手を打っていくことなのではないかと最近感じる。

そして、厄介な事がある。

そのバランスポイントは、動いてしまうのである。

環境の変化、

時代の変化、

そこに在る人間関係の変化

これらの関係の中で複雑に動き回る。

だから、一度そのバランスポイントを見つけたところで、安住してはならない。

安住していると、いつの間にか一極に振れてしまっている事がある。

そして、失敗へとつながっていく。

人材開発、人材教育においてもそれは言える。

褒めるばかりでも、叱るばかりでもだめ。

与えるだけでも、待つだけでもだめ。

寄り添うばかりでも、突き放すだけでもだめ。

バランスポイントは常に動く。

しかも、人の心に処する仕事。

一日どころか、数時間前とバランスポイントが変わる場合も

あるだろう。

常に、相手を見る、知る、感じる。

この事によって、二極のバランスを取っていく必要がある。


2009-10-25 | Posted in |-【仕事論】No Comments » 
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