|-【恋愛論】

菜根譚より~持続する幸せ、ゆるぎない確信~

 一苦一楽相磨錬、錬極而成福者、福其始久
 一疑一信相参勘、勘極而成知者、知其始真
 時には喜び、時には苦しみ、その果てに築き上げた幸せは、いつまでも持続する。
 時には信じ、時には迷い、熟慮の末につかんだ確信であれば、もはや揺るぐことはない。
 本当の幸せや、確信は、簡単に手に入るものではなく、両極にある感情に触れながら、両極にある壁にぶつかりながら、つかみ取るものなのでしょう。
 失うのが怖いと言って触れずにいたり、傷つくのが怖いと言って、迷いを晴らすために踏み込まなかったり、そのような逃げの姿勢では、本当の幸せは訪れない。
 未来の幸せの為に、今現在、短期的な幸せを諦めなければならない時もある。
 今が幸せならそれでいいというのも一理あるが、それだけでは永遠の幸せはやっぱりない。祝福もされない。
 「今が幸せなら」という感情と「未来に対する期待」という感情をうまくバランスさせるよう自分をコントロールする。
 苦しいね。
 今がよければいい。
 未来の為に今を諦めるんだ。
 どちらか一方をバッサリ選んでしまえば、こんなに楽な事はない。
 割りきりとは、魂の弱さである。
 
 割り切るのは簡単だ。
 腹を据えるとは、覚悟を決めることであり、二律背反なものを抱えながら、そのバランスを取るように、その時その時、状況の変化を見ながら、自分の立ち位置を変えていくこと。
 この矛盾を抱える姿勢を持つ果てに、持続する幸せ、ゆるぎない確信があるのだろうね。


2009-10-23 | Posted in |-【恋愛論】No Comments » 
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