|-【人生論】
あなたの生きた証に敬意を表します
人を見る目を持つ軸がある人に魅力を感じます。
僕は、目です。
人の目に、その人の生きてきた跡が残ると思っています。20代までは若さという財産があり、なんでも許される、なんでもできるという事があるかもしれませんが、
30代以降はその人が今までどう生きてきたか?という貯金が利子を生みだして、その人の魅力を決定していくと思っています。
若さという財産は、徐々に減っていきますが、どのように生きてきたか?の利子は、減る事はありません。
その人生は、目に表れる。そう、感じています。
最近出会った人は、手に表れると言ったり、背中に表れると言ったりしています。
今までの中には、香りという人もいたり、目という人もいたり、字という人がいたり、姿勢という人がいたり。
各々、自分なりに何かを通じてその人を見るという軸がある。
ルックスとか、その人の財産とか、その人の外見ではなくて、
内面を見る軸を持つ。
そういう軸を持っているって素敵だなって思います。
自分の人生で今まで辛い事が多く、決して今まで自慢できる人生ではないと思っている人と出会いました。
しかし、その方なりに、それと向き合い、乗り越え、自分の中に軸を持つ素敵な方でした。
私は、その生きた証に対して、敬意を表しました。
その方は、認められたことがないとおっしゃっていました。自分の人生を認められたことに対して、とてもうれしいとおっしゃっていました。
人それぞれの人生があり、何が正しいかなんてないと思います。
自分が正しいと思った人生が、正しいのであって、それが自分にとって悔いのない人生。
ただ、共通していること。
それは、自分の目の前に起きたことに対して、逃げないで向き合うことだと思います。
逃げてばかりいたら、いつまでたっても過去に決着をつけられない。
過去に決着がつけば、過去に対する解釈を変える事が出来る。
今の自分の人生が幸せなのは、過去のあの出来事があったからだという事が出来る。
そう、思えた時に正しい人生、悔いのない人生、あなたにとっての軸
が生まれるのではないか。
そう、考える今日この頃。