|-【108話のメッセージ】, リーダー、マネジャーとして

第六十五話 「自分事」と「自分の事」

自分事として考える。

責任を取る方法として、よく言われることです。

しかし、見つめてほしい。

「自分事」として考えているのか?

「自分の事」として考えているのか?

この両者には決定的な違いがある。

自分事というのは、相手に起きた事実を

相手に成りきって捉え、相手と同じ気持ち、立場で

現実に向き合うことである。

自分の事というのは、完全に相手を置き去りにしてしまう。

自分でその現実と向き合い、

相手の目線には立たず、自分の力量でその現実に対処する。

部下のミスをかばうためにこう言うリーダーがいる。

「自分の責任です」

確かに、部下のミスは、上司の責任。

このあとに、部下の目線に立って、一緒に問題解決できればいい。

しかし、

「今回は悪かったな。おれが後はやっておくから。」

となれば、自分事としてとらえたのではなく、自分の事にしてしまっている。

相手の立場になるのでは足りない。

相手になりきって考える事が出来る。

それが、本来の意味での「自分事」として

現実を捉えるということ。


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