|-【108話のメッセージ】, 死生観、使命感、人生観

第五十三話 損得、善悪ではなく、「らしさ」で生きる

人間には、良心も悪意もある。しかし、良心に忠実に生きたい。
その為に大切な事

損得で物事を見ない事。

人間は欲が深いから、自分がちょっと損したなって思うくらいがちょうどいい。
自分が損したとか得したで判断するのではなく、

善悪で判断をする。

得する事であっても、それが人を裏切る事になるのならばやらない。
その気持ちを持つことが大切。
大企業の不祥事は結局、善悪ではなく、損得で物事を捉えてしまったがために起こっているのだろう。

さらに、善悪を越えたものの考え方がある。
結局、善悪と言うのは、判断基準があってそう言われる。
法律、規則、規定、ルールそれらに照らして、善悪と決めている。

例えば、人殺しにおいて、
「戦争においては人殺しは英雄だ」
という言葉がある。
何かの判断基準に照らして、善悪は決められる。

では、善悪を超えた判断基準とは何か?
それが、

「らしさ」

自分にとって、この生き方は「美しい」と思えるか、

その判断基準をもって生きることが大切なのではないだろうか。

かといって、独りよがりになってはいけない。

周りの人からも認められ、且つ自分がそのこだわりを持って生きること。

それが「らしさ」。
ノードストロームでは、タイヤが売っていないのに、タイヤを返品しに来たお客様に対して、
そのタイヤの代金を調べて、タイヤの代金をお返ししたという逸話がある。

これが、「らしさ」による判断というものだと思います。

仕事は最終的にアートに向かうと言われているが、
そのこだわりが、アートに向かわせるのだと思います。

将棋の世界も、トップの対戦になると、定石を崩して、
このうち方が自分にとって「美しい」と思うか思わないかで手を打つという事があるとのこと。

自分の中にある、生きる判断基準、こだわり、

「らしさ」

そのことに、誠実に、誇り持って、一点の曇りも無く生きたい。


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