|-【108話のメッセージ】, 仕事への姿勢

第三十八話 捨てて、捨てて、捨てよ

 一つの作品を作るとき、いかに捨てるかが重要になる。
 100の素材から、5までにそぎ落とす時、しかし、その95は、残した5に凝縮される。

 非常に深い話です。

 普段の仕事でも、そう思います。企画は、全て通るわけではありません。いくつもいくつも考えて、やっと一つが企画として上がっていきます。
 しかし、いくつも出したその企画は全く関連性がないかというとそうではなくて、採用された企画に深く関わっているものです。
 考えに考え抜かれたものは、無駄が無く、納得性があります。
 採用されない企画は、
 本当にそうか?
 とか、
 本当にそれだけか?
 という突込みが入りますね。
 
 ライオンキングに採用されるBGMの内、日の目を見る音楽は約300曲の音楽の中から一つだという。
 捨てる数が多いほど、本物に近づくのかもしれない。
 単純に、シンプルに考えなさい。
 

 それこそまさに、そぎ落としていく作業にほかなりませんね。

 様々な制約があるからこそ、凝縮される価値があるとも思います。

 物理的制約、

 時間的制約、

 能力的制約、

 金銭的制約、

 すべてに制約がなければ、ある一つの事を表現することに膨大な物理空間と情報空間を

 使うのでしょう。

 しかし、何らか知らの制約がある。

 その制約を受けながらも、制約に縛られない価値を生み出す。

 そこに、アート(仕事)の醍醐味があるのでしょう。

 


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