|-【108話のメッセージ】, 仕事への姿勢

第三十七話 必要とされると人は嬉しい

仕事でたくさんの新人アルバイトさんを見てきた。
すでに辞めてしう人ととても生き生きと働いている人。

その違いはなんであろう?
カウンセリングをしてみて、なるほどなと思う。

やはり、人は基本的に必要とされる所で責任感を持ち、

所属意識を持ち、喜びを得るのだということ。

辞めたメンバー、辞めたいと言っているメンバーの共通点。

「私なんかが役に立つのだろうか?」

皆が口を揃えて言う。もちろん、未経験分野、なれない環境、いろいろと不安な事がある。

その不安を取り除いて上げられなかったのは、耐えられない彼等のせいだけではなく、

我々の受入れにも責任がある。

生き生き働いているメンバーに話を聞いてみる。

「こんな私でも、いないと困っちゃうみたいなんですよ。だから、頑張ってます」

「今日もきてくれてありがとう!」
「本当に助かります!」
「いや~いてくれてよかった!」

こんな一言が彼らを勇気付け、自分でもできるんだ、必要とされるんだという意識を持ち、モチベーションアップに繋がる。この事は、別にアルバイトメンバーに限った事ではない。社員だって同じだ。

必要とされれば、必ず応えてくれる。

それをどこか誤解しているマネージャーもいる。

人がいないいないといいながら、新人メンバーさんに対して、
「忙しいから教えられなかった」
「いきなりラインとして働かせた」
「あの人にこの仕事は向いていない」
などという意見を持てば、それは定着もしない。

せっかく入ってくれたアルバイトさんはあっという間に辞めていく。

人がいないのは自分達のせいではないか?

もっと従業員に期待と必要なんだという事を伝える事が出来れば、

人不足はあっという間に解消する。

逆に言えば、これまでどおりであれば、いくら新しい手を打った所で、また人がいなくなる。
この現実を多くのマネージャーに認識してほしい。

「必要とされると人はうれしい。」

人が居ないというなら、自分にとってその人が必要なんだという事を常に伝えてあげる事が大切なんだと。

そうやって、居場所を作ってあげれば、みんな安心してその集団に属してくれる。


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