|-【仕事論】

ビジネス書に対する素朴な疑問~27歳前後のくすぶっているビジネスマンへ~

昨年は、いろいろなビジネス書を読ませていただきましたが、素朴な疑問があります。
 入社から三年目がターゲットの本。
 経営者向けのマネジメント論。
 というのはたくさんあるのですが、中間層向けの本ってあまり無いなぁ~という疑問です。
 入社3年を超えて、これから社内でマネジャーとしての訓練を受けていくのか、独立や転職を視野に入れながら働くのか、という人向けの本って無いと思っています。
 入社3年以上6年以下の層、27歳前後の人向けのビジネス書。そんなのがあったらどうだろうか?と思っています。
 守・破・離という言葉がありますね。
 最初の3年間ってこの『守』に当たる期間かなと思っています。とにかくがむしゃらに、目の前に与えられたこと、先輩・上司から支持されたことをその通りにやれるようになること。一通りの仕事の仕方が分かるようになるのが、この三年。つまり、仕事をする上での社会人としての基礎固めの期間です。
 そして、『破』の3年。一通り仕事の流れが分かり、自分なりのやり方が確立されてくる。自分なりのやり方を一年目で試す。二年目で修正・改善する、三年目で確立する。というような時期になる気がします。
 そして、『離』の3年。自分軸という視点で働いてきた6年を振り返り、再度自分の将来設計を考える。この会社に残るのか。独立や転職して次のステップを目指すのか。
自分のスキルを磨くだけでなく、部下を持ち、会社全体の視点や社会全体の視点から自分にできる事は何なのかを考える時代。
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の著書土井英司さんは、一人前の職業人になるのに、9年かかるとおっしゃっていて、僕は何事も一つのことを成し遂げるには3年かかると考えているので、この守破離のフェーズが3年づつ、合計9年かかると考えると、土井さんの意見と共感するところがあります。
 そして、今のビジネス書には、守と離はあるけど、破の部分が少ないような気がします。
 少なくとも3年辞めずに続けた人は何を思うだろう。
 くすぶり。
 では無いかと思います。
 俺このままでいいのかな?という思いや、今まで信じてきたことがどうもそうじゃないような気がするといった感覚になるのが、4年目以降ではないかと思っています。
 例えば、
 ミスしないことを優先順位において、仕組みづくりや改善に明け暮れた3年間。完璧を追求してきた。しかし、そのことによって返ってチームの力が落ちてしまう。仕組みの導入で、ボタン一つで事がすむようになったのはうれしい。しかし、人が考えることを止めてしまい、人が育たない仕組みになってしまっていたという経験。
 
 いったい、『仕組み』はどこまで完成度を追求すればいいのか?
 論理的思考能力が大切だと一生懸命勉強して、プレゼンの勉強をして、完璧な論理でプレゼンができたと自負している。しかし、通らないことがある。
 先輩社員をみると論理に飛躍がありながら、相手を巻き込んで企画を通している人がいる。
 本当に論理的思考能力は『万能』なのだろうか?
 この数字を達成する。あの人に追いつきたい。年収をあげたい。昇進したい。と思ってがんばってきた。目標はそれなりに達成して来た。
 しかし、目標を達成するだけでは満たされない感覚に襲われる。
 いったい、『目標』はどこまで立て続ければいいのだろうか?
 いろいろなことが見えてくることによって、いろいろな矛盾を抱えるようになる。自分はこの先どこに進もうとしているのか?そこに道を作るにはどうして行けばいいのか?
 こんな、矛盾を抱えることに気づき始めたビジネスマンに、その矛盾とのうまい付き合い方、そして自分の人生の方向性を決めるためにすべきことに対して応援できるビジネス書。
 そんなものがあったらいいなぁと思っています。
 今年のブログのターゲットは、この層の方々かなと思っています。
 27歳前後のくすぶっているビジネスマン。
 その人たちへの指針を示せるような情報を一つの軸にしたいと思っています。


2009-01-04 | Posted in |-【仕事論】2 Comments » 

コメント2件

 ハ カ セ | 2009.01.04 14:23

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ハカセと申します。
ブログ時々拝見させて下さい。
どうぞ、よろしくお願いします。

 ユウダイ | 2009.01.04 20:29

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コメントありがとうございます!
今後ともよろしくお願いいたします。

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