|-【仕事論】

完璧な仕組みの弊害

誰がやっても同じ成果が出る、完璧な仕組みがつくれたらどんなにか仕事が楽になるだろう。
 そんな事を考える事があります。
 しかし、何でもかんでも仕組み化してしまうことには、それはそれで弊害が起こってしまうことも知っています。
 なぜなら、その仕組みに乗っかる事によって考える事を止めてしまうからです。
 ボタン一つで、答えが出てしまう事は便利は便利ですが、考えなくなります。
 そういえば、外食の店長をやっていたとき、その日の人件費の計算は電卓たたきながらアナログにやっていました。
 しかし、今の店舗はパソコンが自動計算してくれます。
 そのため、人件費と売上の関係を勉強する機会を一般社員から奪いました。
 オーダー(秩序)とカオス(混沌)の話をある本で読みました。
 仕組みとは、秩序の事でしょう。仕組みのない状態は混沌の状態でしょう。
 生命的な活動が行われるのは、カオスの淵だと言われています。
 混沌と秩序の狭間が一番活発な生命活動が起こるそうなのです。
 このことからも、完璧な仕組み(オーダー)の世界はよろしくない事が分かりますよね。
 完璧な仕組みを作ることによって、生命活動の活発さが減少してしまう。
 
 仕組みは、フレームだけ大枠あればいい。最低限のはずしてはいけない約束事、判断基準だけあればいい。
 
 それ以外のところは、それを運用する人間の生命的な活動に委ねられる状態が、活発で生き生きした組織になるのではないか
 そんな事を、ここ最近感じています。


2008-09-02 | Posted in |-【仕事論】No Comments » 
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