|-【読書】

従業員の都合ではなく、会社にとって正しいのか?で判断する。

「残業ゼロ」の仕事力/吉越 浩一郎
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やっぱり、何かの改革を行うということは、トップが根気を持って絶対やるのだという覚悟を持ってやらねばならないのだと思います。

トリンプもいきなり残業でゼロにできたわけではありません。最初は金曜日をノー残業デーにした。そして、水曜日もノー残業デーにした。そして、全曜日をノー残業デーにしたという経緯があります。

そして、ノー残業を支える仕組みとして、「早朝会議」や「デッドライン」や「がんばるタイム」などの施策があります。それらが有機的に絡んでノー残業でも、生産性を5倍に上げてこれたのだと思いますし、完成するまでに10年かかったとおっしゃっています。

ビジョナリーカンパニー2でも書かれていますが、

ビジョナリー・カンパニー 2 – 飛躍の法則/ジェームズ・C. コリンズ
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改革はゆっくり進むもので、はずみ車が回り始めるとそこから一気に成果が出始めるのです。私達は、その成果が出ている状態を切り取ってみているので、あたかも急にそうできるようになったと捉えてしまいますが、

そんな事はなく、やはり日々改善しながら年月をかけながら改革を行っていっているものなのでしょう。

一年やそこらでできるのなら、どの企業も問題なんて起こっていないはずです。

何年かけてでもやっていこうという覚悟がやはりトップに必要なのだなと思いました。

その中でも、「会社にとって正しいか?」という判断基準を持つと書かれていました。「従業員にとって都合がいいい」ということを判断基準として持ってしまっては、やはり改革は進まないのでしょうね。

外食でもそうですね。

従業員が楽なようにオペレーションを組んでしまったら、お客様にとっては満足の行かないものになってしまう恐れがあります。

例えば、料理ができたら、一品でもすぐに持っていくほうがお客様にとっては嬉しい事。

従業員の都合を言えば、同じテーブルであれば何品もまとめてもって行きたいので、出来上がった料理を滞留させるという場面があります。

まさに、お客様にとって何がいいのか?という判断基準を持たないと、従業員の都合のよい店となり、その店はいずれお客様に選んでいただけずに、廃れていくのです。

会社にとっても同じだなと思います。

確かに従業員満足は必要です。従業員が働きやすい職場を作る事は大切ですが、従業員都合になってはいけないのだと思います。

このバランスは、難しいのだろうし、吉越さんもおそらく苦労されたのだろうなと思います。そして、そんな話を聞いてみたいなぁと思いました。


2008-02-12 | Posted in |-【読書】No Comments » 
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