|---教育への志

テストで100点取れても、作文の書けない子供たち

今の会社に将来教育者を目指して入ってきました。社長の教育論に惹かれてこの人の下でなら、今まで全く興味のなかった外食産業でも働いていけるかもと思ったのです。

教育者になりたいと思いながら、先生ではないとずっと思っていました。その理由は、大学生のときに塾講師をアルバイトで務めたのですが、いきなり「先生」と呼ばれてしまうのはやはりよくない。いきなり偉くなってしまって、人生勘違いすると思ったからです。

2005年の11月に私は新店を立ち上げました。

月商3000万円を超えるトップクラスの売上を誇るお店です。

そこで約40人のアルバイトメンバーを自分で面接、採用し、教育をしていきました。そのメンバーだけでは営業する人数が足りなかったので、別に人材派遣会社から人を毎日5~8人派遣してもらっていました。

全く接客の知らないその子達に私は、接客の技術を教えました。

今の子達は頭がいい。言われた事は完璧に行う。

でも、

今の子達は機微がたりない。自分で考えて相手の為に何かしてあげることが苦手。

つまり、

「テストでは100点が取れる。でも、作文が書けない。」

例えば、新人メンバーにトレーの持ち方を教える。

「こうやって持つんだよ」

「こうやって運ぶんだよ」

「こうやって提供すればお客様にこぼれないよ。」

そのメンバーはすぐにそれをマスターする。そして、その通り完璧に行う。合格だ。

そして実践する。お料理名は、「キムチチゲ鍋」これはお鍋に具材が入っている状態で提供されるが、火が通っておらず、卓上コンロを使ってテーブルで温めて召し上がっていただく。

その時、たまたまホールメンバーが、卓上コンロをお客様のテーブルにセットし忘れていた。そして、彼はそのテーブルにキムチチゲ鍋を提供した。教えた通りの提供方法で。

しかし、提供されたテーブルには卓上コンロはなく、テーブルに直にお鍋を提供してしまった。

どうやって食べるの?^^;

このような状況を何度も目の当たりにした。

ゴハンセットは、おかずと一緒に提供するのが当たり前だと思うが、テーブルの上にゴハンセットだけ提供されていておかずがなく手を付けられていないお客様がいらっしゃったり、

雑炊セットは、お鍋を召し上がった後に持っていけばいいのに、お鍋も提供されていないうちに運んでしまっていたり、

「あ~これだ、こんな子達を育てるために僕は教育をやるんだ。こんな子達が機微を持って、他人を思いやるとはどういうことかを学んで社会に出るような仕組み、機関を作る為に自分は働いているんだ、働くんだ」

ここで自分の使命感が確立されました。

だから、人を育てる機関を作りたいと思っています。そして、その子達がこの会社でアルバイトしたから、今の自分達があると思ってくれるような組織を作りたいと思っています。そして、その子達には、自分の好きなことを情熱を持って取り組めるような意思を持った人間になって欲しいと思っています。

だから、こんなサイトを作っています^^)


2007-05-23 | Posted in |---教育への志No Comments » 
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